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  • 鉄骨建方

  • 鉄骨建方

    建物を作る上で最も重要な、基盤となる作業が「鉄骨建方」です。
    鉄骨建方とは、柱を立て、梁を繋ぎ、建物の骨組みを作っていく作業です。建物の骨組みを作るにあたって最初に行う工程であり、地上から高所に鉄骨などの荷を送り届ける「下まわり」と、吊ってきた鉄骨を高所にて組み立てる「取り付け」の2グループに分かれて作業を行います。わずかな狂いが命取りになるため、作業工程における安全性や確実性が必要不可欠です。
    また、耐震補強においても欠かすことのできない作業になります。
    このように、鉄骨建方は非常に難易度の高い工程であり、建設の規模が大きくなるにつれて重要度も高くなるため、職人の腕が問われる作業となります。
    弊社では、迅速な作業を行いながらも、事故を防ぎ安全な組み立てを進められるよう、ミリ単位にこだわった丁寧かつ確実な作業を心がけております。

  • 相伴・本締

  • 相伴・本締

    建方によって組み上げた鉄骨は「本締」の作業によって固定します。
    本締の作業で最も注意するべきポイントは、鉄骨を組み合わせてすぐにボルトを強く固定してしまわないということです。すぐに強く固定してしまうと、最初に締めた部分とまだ締めていない部分との接合部分がずれてしまう可能性があります。そのような事態を防ぐためにも、まずは全体を軽く締める「一次締め」をして、次にしっかりと固定する「二次締め」によって本締を行います。
    本締の際はボルトを締め付けるトルク値を、しっかりと規定の値にしておかなければなりません。規定よりも小さい、または大きいトルク値で締め付けを行ってしまうと、接合が不十分になったり、ボルトが破損してしまう恐れがあります。
    本締作業の正確さが鉄骨の強度を左右するため、建物の安全性を高めるためにも建設工程において重要な作業になります。鉄骨の強度を高め、完成した建物が長く安全性を保てるよう、弊社の職人が確実な工事を行います。

  • デッキ張り

  • デッキ張り

    デッキ張りの工事は、組み上がった骨組みの状態の鉄骨に床や屋根となるデッキを設置していく作業です。
    デッキ張りというと、一般家庭においては木材を使用したウッドデッキを想像されることが多いかと思いますが、弊社で行っているような大規模な建設作業では、鉄骨でデッキを作ります。組み上がった鉄骨に、厚さ1ミリ程度の薄板鋼板を敷き詰めていきます。この時、鋼板同士に隙間ができないように十分に確認する必要があります。
    そして、敷き詰めたデッキを溶接によって各鉄骨に固定していきます。こうしてデッキ張りを行った鉄骨には各フロアとなる床が出来上がり、単なる骨組みの状態だった鉄骨が一気に建物としての姿になります。
    デッキ張りの工程は隙間を作らないように注意しながらも、高所での作業になるため自身の安全にも気をつけなければならないため、熟練の技術が必要になります。弊社の職人による少しのミスもない安全・確実な作業によって、しっかりとしたデッキを完成させます。

  • 鍛治工事

  • 鍛治工事

    工事に使用する鉄骨材は、現場に搬出された時点では正確な加工はされていません。搬出された鉄骨を工事に使えるように、各現場で設計図通りに加工していく必要があります。
    また、鉄骨の不具合や、作業内容の変更があった際の追加工事として鍛冶工事が行われます。この鍛冶工事は、ガスによる切断や溶接によって、設計図をもとに鉄骨を加工していきます。
    鍛冶工事では溶接によって鉄骨やボルトを固定して緩みをなくしていきます。それによって、建物の耐久性・耐震性を高めることができます。建物の基礎となる鉄骨を加工するため、わずかな狂いもない正確な作業が必要になります。
    弊社の作業においては、熟練の職人が長年の経験と技術をもって正確な鍛冶工事を行います。